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職場の悪口にうんざり!悪口好きの特徴&ターゲットにされた時の対処法
職場での休憩時間やランチの時間は、忙しい仕事の合間にゆっくり休むことができるリラックスタイムのはずですよね。
そんなときに、その場にいない人の陰口で盛り上がっていたり、「あの人実は・・・」とありもしないうわさを流すなど、どの職場にも少なからず悪口を言う人は存在します。
言われる対象となっている人はもちろん、聞かされている側も嫌な気持ちになってしまう悪口。
我慢してその環境に身を置き続けていると、精神的なダメージが身体にあらわれてしまうことも。
職場での悪口に対処する方法や、自分の身を守る手段についてまとめました。
▼目次
職場での悩み、そのほとんどが人間関係!?
仕事を辞めたい理由のトップにもランクインする「人間関係」
私の経験上ではありますが、残業が多くて拘束時間の長い職場であっても、人間関係さえ良好であれば、その会社が居心地の良い場所になることもありますよね。
家族や友だちよりも長い時間を過ごす職場が居づらい環境であることは、心身へのストレスも相当なものだと思います。
職場での人間関係で、「苦手な人がいる」「会話に入れない」などの悩みのほかに「悪口を言う人がいる」という項目があげられます。
職場での悪口がどれだけ日常的なものであるかがわかりますね。
また、ただ陰で誰かの悪口を言うだけの行為は、セクハラなどとちがって罰せられにくいという点も、職場で悪口が横行する原因のひとつであるかもしれません。
いつでも誰かが気に入らない!?悪口が大好きな人の特徴とは
ランチタイムや給湯室で、いつも誰かの悪口に盛り上がっている人たちにはうんざりしてしまいますよね。
一般的に、悪口を好む人の特徴として
- プライドが高い
- 劣等感が強い
- 自分に自信がない
- ストレスが溜まっている
など、ネガティブな性格の人があげられます。
プライドが高い人は、自分の立場を上げるために、相手を下に置くことによって優越感を抱く傾向にあります。
「私はあの人よりも優れている」ということを周囲に示すための手段が、悪口となってあらわれているのです。
無意識かもしれませんが、誰かの悪口を言うことで、相対的に自分の立場を強くしようと考えているのかもしれません。
また劣等感を抱えていて自分に自信のない人は、被害者意識が強く、相手の意思を深読みしてネガティブにとらえてしまうことがあります。
自分が悪く言われないための自己防衛として、先に相手の悪口を言うことでその対象者の評価を下げたり、自分が被害者側に立たないようにマウントをとっているのです。
さらに、職場でのゆがんだ仲間意識も悪口へつながることがあります。
職場での絆が強ければ強いほど、新しく入ってきた社員を受け入れられないこともあるようです。
このような間違った連帯感が、特定の人への悪口につながってしまいます。
また単純に自分がイライラしているので人にあたってしまうというストレス発散の場合は、自分の感情がコントロールできない性格の人に多く見られます。
悪口を言っている人は、その自分の発言が周囲をどのような気分にさせてしまうのかなど、配慮できない性格の人が多いようです。
こうやって悪口を好む人の特徴をあげると、言われる側ではなく、言う側に多大な問題があることがわかっていただけると思います。
「もう職場に行きたくない!」あなたが悪口を言われているときの対処法とは
自分の悪口が聞こえてしまったり、誰かを通じて自分のうわさを知ってしまったら、もう職場に行きたくなくなってしまいますよね。
悪口を言われて嫌な気持ちにならない人はいません。その場に行きたくないというあなたの反応は当然のものです。
一度悪口を言われていることを知ってしまうと、誰かがまったくちがう話をしていても「自分のことではないか」と人間不信に陥ってしまいがちです。
この状態がどんどんエスカレートすると、精神がボロボロになってしまいます。
特に優しい性格の人ほど傷ついてしまい、心身ともに不調をきたしてしまうこともあるでしょう。
しかし、悪口を言っている相手に傷ついた態度やおどおどした様子を見せてしまうと、相手をよろこばせてしまったり、悪口がエスカレートしてしまうかもしれません。
相手に分かるように悪口を言う人は、必ずあなたの反応を見て楽しんでいるからです。
むずかしいかもしれませんが、「私ってそんなにだめな人なのか」と真に受けるのではなく、できるだけ相手の悪口を受け流すように意識してください。
堂々とした態度で振る舞うことで、相手も調子が狂います。
「どうして私だけこんなにつらい思いをしなくてはならないのだろう」と落ち込んでしまうのは当然です。
どんな理由があったとしても、悪口を言っている側に問題があります。
少し見方を変えてみると、悪口を好む人はその人自身の環境が恵まれていないのかもしれません。
すべてがうまくいっている人は、余裕がありますし、誰かのことを悪く言って立場を落とす必要もないものです。
もし恵まれている環境に身を置いているなら、職場の雰囲気を壊すことに時間を使おうと思うこともありませんよね。
「誰かの悪口を言わなければ精神が保てないほどかわいそうな人なんだ」と思って、割り切って気にしないようにすることも、ストレスから逃れる一つの手です。
また、職場でのつらい経験は家族や友達に話すことでストレスを解消しましょう。
誰かに話すことで客観的に自分を見ることができるだけでなく、話を聞いてもらうことは心身の負担を減らすことにもつながります。
働くことにはさまざまな意味がありますが、前提として労働はお金を得るための手段であり、目的ではありません。
働く場所や職業の選択肢も山ほどあるのですから、転職も視野にいれて、職場から離れることも考えてみましょう。
職場の人間関係が影響して身体を壊してしまっては、元も子もありません。
つまらない相手のために自分の人生を変えられてしまいそうになったら、思い切ってその場から脱出してしまうことも、長い人生の選択のひとつかもしれません。
職場での悪口大会がはじまったら、どうすればいいの?
悪口は自分が言われているわけではなくても、聞いているだけで周囲の人を嫌な気持ちにさせてしまいます。
ランチタイムや休憩時間に、誰かの悪口やうわさばかり聞いていると、休んだ気がしませんよね。
職場ではじまる悪口大会を乗り切る方法についてまとめました。
真に受けちゃダメ!あなたも加害者になってしまうことも
悪口は相手のいないところで一方的に広がることが多いので、「本当にそういう人なのかな」「こんなにみんなが言うのだから間違いない」と信じてしまいそうになることがあります。
しかし、陰でこそこそと陰口をたたいている人たちに公平性があるとはとても思えません。
ほとんどの場合、悪口を言われている人に非があるというよりも、悪口を広めている人の好き嫌いや性格の不一致、一方的な思い込みであったりします。
「そんな人だったの!?」と信じて賛同することで、あなたも悪口を言う人と同じレベルに下がってしまいます。
悪口を真に受けるとあなたが加害者になってしまうことがあるので要注意です。
さりげなく受け流して、客観的な立ち位置をキープしよう
悪口が好きな人は、周りにいる人も巻きこもうとして同意を求めてくることがあります。
うっかり「そうかもしれませんね」と同調してしまうと、「あの人も言ってたよ」と共犯扱いされてしまうことも。
誰かの悪口の話題になったときは、「へ~」と受け流すことで、この人は興味がないのかなとその話題を自然と終わらせることができます。
いつまでたっても悪口の終わる気配がないときは、タイミングを見計らって別の話題を振ってみてください。
悪口を言われている人を必死にかばったり、「そんなことを言うものではないよ」と諫める行動は、もちろん人間として正しい行いです。
本人のいないところで悪い噂を流す行為は、たしかに良くないことですが、それが悪口か批判かによって意味合いが変わってきます。
悪口とはそのままの通り、理由もなく他人を悪く言うことですが、批判は良い点と悪い点を見分けて評価することを指します。
たとえ言い方がきつくても、良い点も見ているのであればそれは批判である可能性もあるので、悪口とひとくくりにはできません。
何が真実かわからないときは、あくまで中立な態度をとることが大切です。
悪口を言う人のなかには、おしゃべり自体を楽しみたいという心理で話す人もいます。
「悪口が言いたい!」というよりも、単純におしゃべりが楽しくて、つい悪口になってしまうというパターンです。
ただ話すことで満足する人もいるので、自分も便乗して悪口を言うのではなく、客観的な立ち位置をキープするようにしてください。
ベストな対処法!悪口を好む人とは距離を置こう
いつも悪口を言っているような人と一緒に行動していると、あなたもその仲間であると思われてしまうかもしれません。
あたりまえのことかもしれませんが、誰かのあら探しばかりしていたり、いつも悪口を言っている人のまわりからは、だんだん人が離れていくものです。
悪口を好む人やグループとは、距離を置くように心がけましょう。
しかし、あからさまに避けてしまうと、あなたが次のターゲットになりかねません。
仕事の合間の休憩時間など、特定の時間や場所で悪口大会が開催されるようなら、その場に居合わせないようにタイミングを少しずつ避けていきましょう。
お誘いがあってもやんわりとお断りして、ほかの時間には今まで通りのコミュニケーションを取ります。
悪口を好む人たちにできるだけ関わらないよう注意し、うわさや悪口がはじまったら理由をつけてその人たちの近くから離れるようにすることがベストな対処法です。
つらい職場から離れることも、長い人生の選択肢のひとつ
集団のなかで生きていくということは、それまでまったく接点のなかった他人と同じ場所で長い時間を過ごすということを意味します。
隙があれば陰口を言われるような職場に入ってしまうと、毎日がとてもつらいですよね。
他人の悪口を聞いていると、「自分も言われているのではないかの」とネガティブな想像をしてしまうこともあると思います。
しかし、生まれや育ち方もちがうさまざまな人たちが集まる職場で、好き嫌いやうわさ話が蔓延することは、ある意味仕方がないことでもあります。
「これだけ多くの人がいるのだから、多少はこういうこともあるのかな」というように、あまり重く考えすぎないようにしましょう。
時には家族よりも長い時間を共に過ごす職場の人たちですが、友だちや家族とはちがい、基本は「仕事をするためだけに一緒にいる人たち」です。
常に仲良しこよしである必要はありません。
もちろんプライベートでも信頼しあえる仲間として付き合うことができれば一番ですが、 相手に期待をしすぎないことも大切です。
ひどい悪口は、聞いているだけで心身にダメージを受けることもあります。
あまりにもつらい思いが続くようなら、転職も視野に入れて考えましょう。
悪口が蔓延しているような職場を離れることは、単なる逃げではありません。
自分の身体やメンタルを第一に考え、一度きりの人生を充実した職場で過ごすことができるようにライフスタイルを見直してみてください。
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